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Events 2019
SOTO Variationen Vol.1
コントラバス 西嶋徹
2019年9月12日(木)Open 18:30 / Start 19:00
2500円(ドリンク付き)
Profile:1973年、東京生まれ。5歳よりヴァイオリンを始め、高校の時にベースを始める。ジャズ、アルゼンチンタンゴを軸に、幅広い音楽性で様々なジャンルのアーティストをサポート。独特の方向性と深みをあたえる演奏は、共演者から常に大きな信頼を寄せられている。 2014年、林正樹(pf)と共に、アルバム「El retratador」をリリース。2018年、即興演奏を中心としたソロアルバム「phenomenology」をリリース。またこの夏、UNAMASレーベルより喜多直毅(vln)とのDUO作品をリリース予定。
Program:今回は、コントラバスでの即興演奏を中心にお届けします。この大きな楽器で起こした空気の振動が、壁一面の書籍や、みなさんに吸い込まれ、消えていく様子を感じていただければと思います。by 西嶋徹
facebook → https://www.facebook.com/events/346865805939892/
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SOTO Variationen Vol.3
アコーディオン 佐藤芳明 /バンドネオン 早川純
2019年7月26日(金) Open 18:30 / Start 19:00
2,500円(ドリンク付き)
同類の楽器でありつつも、それぞれに違った魅力と個性があることは、実はあまり知られていないアコーディオンとバンドネオン。各々の世界でその楽器と音楽を追求し、研鑽を積んできた二人のソロを、存分にご堪能ください。
profile
● 佐藤芳明(アコーディオン)
国立音楽大学在学中に独学でアコーディオンを始める。
卒業後渡仏、C.I.M.Ecole de Jazzにてアコーディオニスト・Daniel Milleに師事。
既存のアコーディオンのイメージにとらわれない独自のサウンドで、ライブ、レコーディング、アーティストサポート、舞台音楽など、様々な現場で数多くの仕事をこなし、国内外を問わず、ジャンルを越えて幅広く活動。
https://accsssaaatttooo.wixsite.com/yyysssaaatttooo/
● 早川純(バンドネオン)
Neo Tangoユニット「Tango-jack」、国境を越えたプロジェクト「HAYAKAWA TERUGGI TRIO」、ジャンルを越えて躍動する「ABIERTO」、バンドネオンソロによる国内・ヨーロッパでのツアーなど様々なプロジェクトを主宰。2013年、ドイツのクリンゲンタールで行われた国際バンドネオン・コンクールでの優勝を機に渡仏。パリを拠点として、ヨーロッパ各地で精力的に演奏活動を展開。2015年帰国後は日本を拠点として、演奏家・作曲家として、バンドネオン、そしてタンゴの可能性を独自のスタイルで追求している。
facebook → https://www.facebook.com/events/416123812571228/
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SOTO Variationen Vol.2
リコーダー&歌 細岡ゆき / ヒストリカルハープ 矢野薫
2019年6月8日(土) Open 18:30 / Start 19:00
2,500円(ドリンク付き)
出演者: 細岡ゆき(リコーダー&歌)/矢野薫(ヒストリカルハープ)
リコーダーを専門としながら歌も歌う細岡ゆき、チェンバロを専門としながらヒストリカル・ハープを操る矢野薫。アンサンブル・アントネッロ、濱田芳通、西山まりえ各氏へ師事し、バロック・オペラ、NHK・BSなどへも出演するなど、それぞれの活動の幅を拡げている二人が、リコーダーやヒストリカルハープの活躍した、中世、ルネサンス、バロック時代の作品を中心にお届けいたします。 曲名:今こそ、別れ / J.ダウランド、グリーン・スリーブス/作者不詳 など
facebook → https://www.facebook.com/events/2509594045791191/
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「無為」を巡る五夜 ー 室伏鴻と「苛烈な無為」
フレデリック・プイヨードを迎えて
フランスの美学者フレデリック・プイヨードは、ダンスが18世紀以来の「美学(esthétique)」からも「美術(beaux-arts)」からも除外された例外的な「芸術」であったことを指摘している。それらの西洋の伝統的な認識のシステムから逸脱するダンスを捉えるにあたり、プイヨードはダンスを「作品=営為(oeuvre)」としてではなく、その非生産性、作品の不在に注目し、「無為(désœuvrement)」として考えることを提起する。「無為」としてダンスを思考すること。それは、土方巽に「苛烈な無為」と形容された室伏鴻が生涯をかけて追求してきた身体を巡る思考と実践のことではないか? プイヨードが開いたダンス研究のパースペクティヴと室伏鴻の思想と実践を接続することにより、ダンスにおける「無為」の相貌が浮かび上がってくるだろう。
フレデリック・プイヨード プロフィール
クラシックとコンテンポラリーダンスの教育を受けた後、エコール・ノルマル・スペリユールに入学。哲学の教授資格を取得後、パリ・ソルボンヌ大学で美学と哲学の講師を担当する。2018年秋より、エクス=マルセイユ大学の美学の教授を務める。フランス学士院名誉会員。著作に『振付の無為—ダンスにおける作品概念についての研究』(Paris, Vrin, 2009)、アンヌ・カイエとの共著に『ドキュメンタリー芸術──その美学、哲学、倫理的な争点について』(Rennes, PUR, 2017)がある。
PROGRAM
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2019年2月20日(水) 英語講演、日本語通訳あり
18:30-18:45 映像上映 「Hijikata'98 即興」1998、白州
19:00「無為のコレオグラフィー/UnworkingとDésœuvrement」
フレデリック・プイヨード
今回のシンポジウムに先立ち、自身の著書『振付の無為──ダンスにおける作品概念についての研究Désœuvrement chorégraphique:étude sur la notion d'œuvre en danse』について語る。
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2019年2月21日(木)
18:30 -18:45 映像上映「Edge02」2002、MuseumsQuartier, ウィーン
19:00 「身体のゼネストに向けて」田崎英明
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2019年2月22日(金)
19:00『「無為」と室伏鴻』江澤健一郎
20:00「消尽、無為、自己への配慮」宇野邦一
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2019年2月23日(土) 日本語通訳あり
14:00「非人称の息」ロミーナ・アハツ
14:30「ダンス、有用性、支配−室伏鴻の作品にも基づいた批判的考察」ジョナタン・カウディーヨ
15:00「我々は気息で突っ立っている死体である──1と0のパラドックス」竹重伸一
15:30『室伏鴻における「無為」』越智雄磨
休憩
16:30 シンポジウム『「外」、真夜中、苛烈な無為』をめぐって
(モデレーター:鴻英良)
主催:越智雄磨/室伏鴻アーカイブ
--------------------関連企画------------------
2019年2月27日(水) 19時開始 会場:アンスティチュ・フランセ東京
舞踏と振付作品−室伏鴻の「苛烈な無為」を巡って(通訳あり)
フレデリック・プイヨード(エクス=マルセイユ大学)
主催:アンスティチュ・フランセ東京/越智雄磨/室伏鴻アーカイブ
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加藤裕士 x 石川高(笙)デュオ『Park』
2019年2月3日(日) open 15:00 / start 15:30
1500円 (one drink付)
石川さんとのデュオは何度かやらせていただいているのですが、今回から『Park』という公演名で行うことにしました。石川さんの笙の音色と室伏鴻さんの声が漂うshyの空間はどのように共鳴するのでしょうか。ぜひご体感ください。(加藤)企画 anoxia
Profile
石川高
1990年より笙の演奏活動をはじめ、国内、世界中の音楽祭に出演。雅楽団体「伶楽舎(れいがくしゃ)」に所属し、雅楽古典曲や現代作品を数多く演奏。笙の独奏者としても、様々な音楽家、作曲家と共に活動し、即興演奏も行う。又、催馬楽など雅楽の歌唱でも高い評価を受けている。和光大学、学習院大学、沖縄県立芸術大学、九州大学にて講義を行い、朝日カルチャーセンター新宿にて「古代歌謡」講座を担当している。
2018年には、Europe and the world, a symphony of cultures (British Museum, London)、Salon Tokyo; Bozzini Quartet, Satoko Inoue and Ko Ishikawa (Montreal, Quebec)などに参加している。http://radiant-osc.com/
加藤裕士
音楽家。「いま、ここ」の探査を試みる。2018年より自身の作品/コンセプト/発表の場の総称である『anoxia』を上池袋にて展開している。